無量山西光寺は秩父札所三十四観音霊場の第16番札所で、真言宗豊山派に属します。創建年代は不詳ですが、長享2年(1488年)に作成された秩父札所の番付(長享番付)にすでに記載されており、それ以前から存在していたことが確認されています。かつては京都の仁和寺の末寺であったとされ、現在は奈良・長谷寺を本山とする真言宗豊山派に属しています。本尊は千手観世音菩薩で、本堂内には数多くの仏像が安置されているほか、珍しい八面八臂の三宝荒神像も伝わります。境内には秩父札所のなかで唯一「札堂」を有し、その柱には参詣者が納札を打ち付けた釘穴が多数残っています。また四国八十八箇所の諸仏を安置する回廊堂もあり、関東八十八…