長治元年(1104年)、三浦義継が父為継の菩提を弔うために創建した臨済宗円覚寺派の古刹。境内には三浦氏初期三代(為通・為継・義継)の廟所が残り、三浦一族の発祥の地として重要な史跡である。本尊の木造観音菩薩坐像は国指定重要文化財、木造毘沙門天立像は神奈川県指定重要文化財で、いずれも鎌倉期の優品。為通は康平6年(1063年)に源頼義より三浦の地を賜り衣笠城を築いた三浦氏の祖であり、その一族は頼朝の挙兵に決定的な役割を果たした。元は天台宗であったが、応永年間(1394-1428年)に臨済宗に改められた。大矢部の谷戸に静かに佇む三浦一族発祥の地。