承暦4年(1080年)に富士浅間神社の分霊を勧請して創建されたと伝わる、横浜市西区最古級の神社。社伝では源頼朝の勧請によるとされ、900年以上の歴史を誇る。祭神は木花咲耶姫命・天照大神・武甕槌命の三柱。旧芝生村(現・浅間町)の鎮守として古くから信仰を集めてきた。境内は「袖すり山」と呼ばれる丘の上に位置し、横穴古墳群が残る考古学的にも貴重な場所である。参道の石段は1943年の黒澤明監督映画『姿三四郎』のロケ地としても知られる。関東大震災と横浜大空襲で焼失したが、戦後再建された現社殿は浅間造の建築様式を伝える。例大祭は毎年6月1日。横浜駅西口エリアから徒歩圏にありながら、緑深い丘の上に静かに鎮座する。