横浜市港北区篠原東に佇む真言宗智山派の寺院で、山号は医王山、本尊は薬師如来。創建年代は不詳だが、江戸時代初期の記録にはすでに存在が確認される古刹で、篠原八幡神社の別当寺として神仏習合時代には地域信仰の中核を担った。境内には江戸期の石造庚申塔・六地蔵・地蔵菩薩像など多数の石造文化財が残り、新玉川八十八ヶ所霊場第50番札所として弘法大師信仰の巡礼者も訪れる。新横浜駅から徒歩5分という好立地ながら、参道を上ると都会の喧騒が遠のく静かな境内が広がり、駅前の再開発地区に残る貴重な古刹として地元に親しまれている。呑川沿いに位置し、桜の名所としても知られる。