豊國神社は大阪城公園内に鎮座し、天下人・豊臣秀吉をはじめ豊臣秀頼・豊臣秀長を祭神として祀る神社である。秀吉の死後、1599年(慶長4年)に遺体は東山阿弥陀ヶ峰に埋葬され、翌年には豊国神社として京都東山に創建・神号「豊国大明神」が授けられた。しかし豊臣家滅亡後、徳川幕府によって社は破却された。その後、明治新政府が豊臣秀吉を再評価し、1868年(明治元年)に京都豊国神社が再興された。大阪の豊國神社は1879年(明治12年)、大坂城跡に創建されたもので、秀吉が大坂城を築いてこの地を天下統一の拠点とした歴史的意義を称えて建立された。大阪市民にとって秀吉は「太閤はん」として親しまれ、今日も多くの参拝者が…