上杉謙信は天正6年(1578年)、越後春日山城にて49歳で没した。その遺骸は甲冑に身を包んだまま漆で固められ、春日山城内に安置された後、慶長3年(1598年)の上杉景勝による会津転封に際して会津若松へ、さらに慶長6年(1601年)の米沢移封に伴い米沢へと遷座を重ねた。元和9年(1623年)、現在地である米沢城の南西に廟所が造営され、謙信の御廟がこの地に定まった。二代藩主景勝以降、歴代米沢藩主もここに葬られ、廟所は代を重ねるごとに整備・拡充された。明治維新後も上杉家の菩提所として維持され、昭和初期に国の史跡に指定された。現在は上杉謙信を中心に歴代12代藩主の廟が左右対称に整然と並び、樹齢400年…