蓮如は全国の門徒(信者)に、ひらがな混じりの平易な和文で書いた手紙を送りました。内容は一つ:
「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)と口に唱えれば、どんな人でも極楽浄土に往生できる」
この教え(他力本願)を、農民が日常で使うような簡単な言葉で説明したのです。
御文を受け取った各地の道場(信者の集まる場所)では、毎回の集まりで「御文拝読(おふみはいどく)」が行われました。
文字が読める人が御文を読み上げ、字が読めない人もその場で聞いて教えを知ることができました。
「ラジオ放送がない時代の口コミ戦略」と言ったら分かりやすいかもしれません。