東京・竹芝桟橋から東海汽船で約10時間。羽田空港からANA便で約55分。航路は1日1便、空路は1日3便。アクセスは現代でも遠く、当時の流人の絶望感を体感できる。観光は2泊3日が定番。
慶長11年(1606年)から明治3年(1870年)までの260年間に流された政治犯・刑事犯・思想犯の累計数。年平均7-8人の流刑者がコンスタントに送られ、島の人口構成に大きな影響を与えた近世日本最大の流刑地。
八丈島内の織物工房で見学・購入可能。植物染料(コブナグサ・タブノキ・スダジイ)による独特の黄・茶・黒の三色が特徴。本物の黄八丈は数十万円以上の高級織物で、伝統的な「黄八丈の着物」は皇室・武家社会で珍重された歴史を持つ。
奈良時代の上代日本語の音韻・語彙を強く残すとされ、言語学的に「日本祖語」の研究で重要な方言。現代日本語ではほとんど失われた特徴を保存しているため、ユネスコ「消滅の危機にある言語」の一つとしても登録されています。
八丈町大賀郷地区に流人墓地があり、260年間の流人たちの墓が現存。多くは無名の流人ですが、少数の有名人(宇喜多秀家・近藤重蔵関係者など)の墓も。八丈島歴史民俗資料館で系譜・歴史を学んでから墓地を訪れると理解が深まります。