地上からは堀底の畝が分かりにくいため、解説看板の航空写真と合わせて見ることをおすすめします。または三島市が公開しているドローン映像・パンフレットを参考に。実際に堀の脇を歩きながら畝を辿ると、戦国期の防御の発想が体感できます。
JR三島駅南口からバス(元箱根港行き)で約30分、「山中城跡」下車すぐ。1時間に1〜2本程度。車なら東名高速沼津ICから30分。レンタカーなら小田原城→早雲寺→山中城→三島大社という1日コースが組めます。
整備された芝生の城跡で、子供にも歩きやすい遊歩道。障子堀の格子模様は目で見て理解しやすく、教育的効果も高い場所です。広い芝生でピクニックも可能。本丸跡まで歩くと達成感も得られます。
雨天時は芝生が滑りやすく危険。靴は防水推奨。晴れた日との景観差が大きいため、可能なら晴天日の訪問を計画してください。冬の朝は霜で滑ることもあるので注意。
畝堀は堀底に1本の畝があるシンプルな構造、障子堀は格子状に複数の畝を組んで「障子」のような形にしたもの。山中城の障子堀は北条氏が独自に発展させた、より高度な工法です。畝堀から障子堀への発展は戦国築城術の進化を示す貴重な実例です。