2月の梅の名所として知られる北野天満宮ですが、3月下旬には境内の桜も咲き始めます。梅の木と桜の木が混在する境内は、早春の独特のグラデーションを楽しめる京都でも珍しい場所です。
地下鉄・バスでのアクセス後、大きな鳥居をくぐると足元に広がる石畳から、ほのかに土の香りが立ちのぼります。梅がまだ残っている年は、白い梅と薄ピンクの桜が同じ枝先で競い合う不思議な光景に出会えることもあります。
おすすめ参拝時間: 開門直後の7時台。観光客が少なく、朝の光が境内を柔らかく照らします。
清水寺の本堂舞台から見下ろす桜は、京都を代表する春景色のひとつです。舞台の手すりに手をかけて、眼下に広がるピンクの樹海と、その向こうに霞む京都市街——思わず立ち止まってしまう美しさです。
混雑ピークは10時以降なので、開門の6時に合わせて訪れるのが断然おすすめです。朝日が差し込む角度で桜が輝き、人も少ないので写真も撮り放題です。
清水坂から仁王門への石畳は、散った花びらが敷き詰められる4月上旬が特に風情があります。ゆっくり下を向きながら歩いてみてくださいね。