神社によっては脇道から入ることも可能だが、鳥居は神域への正式な入口であるため、鳥居をくぐって参拝することが礼儀とされる。車でのアクセスなどやむを得ない場合は除くが、徒歩であれば一の鳥居から入ることを推奨する。
最もわかりやすい違いは笠木(上の横木)の形状だ。笠木が直線的で貫が突き出ないのが神明鳥居、笠木が反り上がり両端に貫が出ているのが明神鳥居。伊勢神宮系の神社は神明系、稲荷・八幡・春日系は明神系が多い。
朱色の剥げは縁起とは無関係で、単なる経年劣化だ。定期的に塗り直しが行われており、むしろ塗り直しが行われることが神社の活発な運営を示す。厳島神社の大鳥居も定期的に補修・朱塗りが施される。
複数の神社の鳥居をくぐる参拝は作法として問題ないか
問題ない。むしろ複数の神社を巡る「神社巡礼」は日本各地で行われてきた伝統だ。各神社の鳥居で一礼し、それぞれの神域に入る心構えを持てば十分だ。