吉備路の象徴として田園の中に聳える五重塔で知られる、真言宗善通寺派の古刹。天平13年(741年)、聖武天皇の詔により全国に建立された国分寺のひとつで、備中国の鎮護国家の道場として栄えた。創建当時の伽藍は中世に廃絶したが、江戸中期に再興され、文政4年(1821年)から弘化元年(1844年)にかけて建立された五重塔は高さ34.32mの堂々たる建築で、国の重要文化財。周囲は吉備路風土記の丘の中核をなし、広がる田園と塔の姿は日本の原風景として絶えず写真に撮られる名所。春の菜の花、秋のコスモス、冬の雪化粧と、四季折々の風景美を楽しめる吉備路観光の象徴的スポット。