光明山清浄院長徳寺(こうみょうざん せいじょういん ちょうとくじ)は、東京都世田谷区上北沢1丁目に建つ浄土真宗本願寺派の寺院。本尊は阿弥陀如来。
長享2年(1488年)、世田谷城主・**吉良成高**(きら しげたか)によって世田谷の弦巻(現・世田谷区弦巻)に創建された。創建地は世田谷城の一区画「阿弥陀丸」と呼ばれた地にあたり、城郭の防衛機能と仏教信仰が一体化した中世武家寺院の典型である。
吉良成高は足利将軍家の支流・**奥州吉良氏**の一族で、世田谷を本拠とした有力国人領主。**長尾景春の乱**(1476年)では太田道灌とともに幕府方として戦い、関東の動乱を鎮めた。吉良氏ゆかりの寺社は世田谷区内に複数現存し、豪徳寺・密蔵院(桜上水)とともに中世世田谷の信仰的景観を形成している。
永禄2年(1559年)、吉良頼康の代に本芝(現・港区芝)へ移転し、昭和41年(1966年)に現在地・上北沢…