神楽坂・横寺町に佇む日蓮宗の名刹で、慶長元年(1596年)に戦国武将・加藤清正が開基したと伝わる由緒ある寺院。加藤清正は熱心な法華信者として知られ、朝鮮出兵からの帰国後にこの地に寺院を建立したとされる。「江戸三祖師」の一つに数えられ、日蓮宗の重要な信仰拠点として江戸の庶民から篤い崇敬を集めてきた。本尊は釈迦如来で、清正ゆかりの宝物が伝えられている。2024年には文豪・泉鏡花の遺骨が本寺に改葬されたことが話題を呼び、鏡花ファンの新たな聖地としても注目を集めている。横寺町の寺町らしい風情を残す一角に位置し、文学散歩コースの立ち寄りスポットとしても人気がある。東京メトロ牛込神楽坂駅から徒歩4分。