高山神社は、江戸時代後期の尊皇思想家・高山彦九郎正之(1747〜1793)を祭神として祀る神社である。彦九郎は上野国新田郡細谷村(現在の群馬県太田市)に生まれ、全国を遊歴しながら尊皇思想を広めた幕末志士の先駆けとして知られる。京都三条大橋で御所の方向に向かって平伏する姿は後世に広く伝えられ、銅像としても今日に残る。1793年(寛政5年)、久留米にて自刃してその生涯を閉じた。明治維新後、その勤皇の精神と功績が改めて評価され、出身地に近い藤岡の地に顕彰の機運が高まった。1880年(明治13年)、地元有志らの尽力によって高山神社が創建され、彦九郎の遺徳を永く祀ることとなった。近代以降は例祭が毎年執り…