太田市の金山山頂付近に位置する真言宗の寺院で、金山城跡に隣接する霊場。
弘法大師空海がこの地で修行したとの伝承を持ち、大師信仰の厚い寺院。
金山は標高239mの山で、関東平野を一望できる眺望の素晴らしさで知られる。
金山城は日本100名城に選定された戦国時代の山城で、寺院はその歴史と共にある。
本堂からは太田市街地はもちろん、遠くは筑波山や東京のビル群まで望める日もある。
毎月21日の弘法大師縁日には護摩祈祷が行われ、参拝者で賑わう。
境内には四国八十八ヶ所のミニチュア巡礼路が設けられ、手軽にお遍路体験ができる。
春の桜と秋の紅葉のシーズンには金山ハイキングと合わせた参拝者が多い。
新田氏の史跡群と合わせた歴史探訪コースの一部として人気のスポット。
山上の霊場として、太田市民の心の拠り所であり続ける大師信仰の寺院である。
弘仁年間(810-824)に弘法大師空海が東国巡錫の際にこの山に登り、修行を行ったと伝わる。
空海の修行の地として、平安時代から大師信仰の霊場として崇められてきた。
鎌倉時代には新田氏の庇護を受け、金山城の精神的守護の役割を果たした。
戦国時代には金山城主・由良氏が城の守護寺として崇敬し、伽藍を整備した。
天正18年(1590年)、金山城が廃城となった後も寺院は存続した。
江戸時代には太田宿の参拝者や行者が金山に登り、大師堂に参拝した。
享保年間に四国八十八ヶ所の写し霊場が境内に造営された。
明治維新後も大師信仰の寺院として地域の崇敬を集め続けた。
昭和に入り金山城跡が国の史跡に指定されると、…