創建は仲哀天皇9年(西暦211年)、神功皇后が三韓征伐からの帰途に住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)を祀ったことに始まると伝わる。全国に約2300社ある住吉神社の総本社的な始源とされ、大阪の住吉大社・下関の住吉神社と並び「三社詣」の地として古くから知られる。中世には博多が日宋・日明貿易の拠点として栄えるなか、航海・商業の守護神として博多商人の篤い信仰を集め、社勢を拡大した。近世に入ると黒田氏が筑前を領するようになり、藩主黒田家からも社領の寄進など手厚い保護を受けた。慶長14年(1609年)には石造鳥居が建立され、現存する福岡市内最古の石造鳥居として国の重要文化財に指定されている。明治時代…