天武天皇7年(678年)、太宰府の鬼門にあたる宝満山の山頂に創建されたと伝わる。主祭神・玉依姫命は神武天皇の母神とされ、古来より縁結び・子授けの神として崇敬を集めてきた。奈良・平安時代には太宰府政庁の鬼門鎮護の社として官人や武将の信仰を集め、山岳修験の霊場としても栄えたとされる。中世には兵乱による荒廃を経たとされるが、戦国期以降に筑前を治めた大名らの庇護により再興された。江戸時代には福岡藩黒田家の崇敬を受け、社領の安堵や社殿の修造が行われたと伝わる。明治時代の神仏分離令を経て現在の神社形態に整備され、本殿および中宮は国の重要文化財に指定されている。近年は漫画・アニメ「鬼滅の刃」の主人公・竈門炭…