東急田園都市線二子玉川駅から徒歩15分、多摩川を望む高台に鎮座する神社で、「瀬田」の鎮守として古くから崇敬されてきた。
大山咋命・市杵嶋姫命を主祭神とし、縁結び・商売繁盛・水難除けの御利益がある。
多摩川沿いの高台という立地は、古代から水辺の霊地として知られており、多摩川の水神信仰と結びついた歴史がある。
境内からは多摩川と対岸の神奈川県側の眺望が開け、かつては富士山も遠望できた「富士見の宮」。
「瀬田」という地名は多摩川の浅瀬(瀬)があった場所に由来し、古代から渡河の要衝として重要な場所だった。
毎年春の例大祭では多摩川の恵みに感謝する神事が行われ、水に関わる人々の信仰が今も続く。
玉川大師(眞福寺)と並んで二子玉川・瀬田エリアの信仰文化を形成する重要な存在。
多摩川河川敷の散策と組み合わせて参拝するコースが、地元で人気の自然と信仰の巡礼コース。
二子玉川という現代的な街の高台に佇みなが…
創建年代は不詳だが、「瀬田」という地名が示すように多摩川の渡河地点に近い古代の霊地に鎮座する古社。
多摩川は古代から東国と京都・奈良をつなぐ重要な交通路であり、瀬田はその渡河点として重要な役割を担った。
水神・大山咋命を主祭神とすることは、多摩川の水利と密接に関わるこの地域の古代信仰を反映している。
江戸時代には瀬田村の鎮守として村民の信仰を集め、多摩川漁師・農民の守護神として機能した。
多摩川は江戸・東京の水源として重要視され、瀬田玉川神社は上水道の守護神的な役割も担ってきた。
明治の神仏分離を経て独立した神社として整備され、近代化する地域社会で信仰の継続が図られた。
大正・昭和期に二子玉川…