秋田市千秋公園(旧秋田城跡)内に鎮座し、秋田藩初代藩主・佐竹義宣を主祭神として祀る神社である。佐竹義宣(1570〜1633年)は常陸国(現茨城県)の大名で、関ヶ原の戦い後の慶長7年(1602年)に出羽国秋田へ転封となり、以後二百数十年にわたり秋田藩を統治した佐竹家の祖である。義宣は秋田入部後、藩政の基盤整備に尽力し、城下町秋田の礎を築いた名君として評価されている。千秋公園は佐竹氏の居城であった久保田城の跡地に整備されており、城跡の面影を今に残す石垣や堀が往時の繁栄を偲ばせる。公園内には八幡秋田神社のほか彌高神社も鎮座し、秋田の歴史・文化の中心地となっている。毎年の例大祭では秋田の歴史を称える神事が斎行され、佐竹氏が秋田にもたらした文化・行政的遺産が語り継がれている。秋田市民の誇りとして大切にされている歴史的神社である。