秋田市千秋公園(秋田城跡)内に鎮座し、国学・神道思想の大家として名高い平田篤胤を主祭神として祀る神社である。平田篤胤(1776〜1843年)は秋田出身の国学者・神道家で、本居宣長の没後の門人を称し、復古神道を大成した江戸時代後期を代表する思想家である。その神道思想は幕末の尊王攘夷運動にも大きな影響を与えた。千秋公園は旧秋田城跡の丘陵地に整備された公園で、春には桜の名所として多くの市民が訪れる秋田の憩いの場である。この公園内に篤胤を祀る彌高神社が鎮座することは、秋田市民の篤胤への誇りと敬意を示している。学問の神としての性格から受験合格や学業成就の祈願に訪れる参拝者も多く、神社に隣接する彌高記念館では篤胤の遺品・著作が展示されている。国学を通じて日本の精神文化の確立に貢献した篤胤の功績は今も高く評価されている。