延長2年(924年)、宇佐八幡宮から勧請されて創建されたと伝わる。八王子の総鎮守として応神天皇・素戔嗚尊を祀り、古くから地域信仰の中心を担ってきた。八王子という地名は牛頭天王(素戔嗚尊)の八人の王子に由来するとされ、当社はその信仰の拠点とされてきた。中世には北条氏をはじめとする武家の崇敬を受けたと伝わり、近世には江戸幕府の庇護のもとで社域が整備された。境内に残る江戸時代の石灯籠や狛犬はこの時期の遺構とされる。明治時代には神仏分離令の影響を受けつつも、地域の氏神社として維持された。現在も八王子市民に「八幡さま」として親しまれ、毎年8月に開催される八王子まつりでは19台の山車が甲州街道を練り歩く。…