天暦2年(948年)、加賀国(現・石川県)の白山比咩神社の祭神を勧請して創建されたと伝わる。菊理姫命・伊弉諾命・伊弉冉命の三柱を祀り、縁結び・夫婦円満・歯痛止めの神として古くから信仰を集めた。中世には小石川周辺の鎮守として地域に根付いたとされる。近世に入ると、五代将軍徳川綱吉の生母・桂昌院の篤い崇敬を受け、江戸幕府の庇護のもとで社域が整備・拡充され、格式ある神社として栄えた。元禄年間(1688〜1704年)頃には現在の文京区白山の地に遷座したと伝わる。明治維新後、近代社格制度のもとで准勅祭社に列せられ、東京十社の一つに数えられた。関東大震災(1923年)や第二次世界大戦の戦災を経たが、社殿は再…