天平13年(741年)、聖武天皇の詔により全国に建立された国分寺の一つ。岐阜県高山市に所在し、創建以来1200年以上の歴史を持つ飛騨最古の寺院。本堂は室町時代の建築で重要文化財に指定され、三重塔(江戸時代再建)は高山のシンボルとして市街地から望める。境内にある推定樹齢1200年を超える大銀杏の木は岐阜県の天然記念物で、秋の黄葉は圧巻の美しさ。本尊は薬師如来で、その脇侍として日光・月光菩薩が安置される。創建当時の礎石など遺構も境内に残り、奈良時代の面影をわずかに留める。高山の旧市街地に位置し、古い町並み観光との組み合わせで多くの参拝者が訪れる。