延喜4年(904年)、菅原道真公が大宰府へ左遷される途上、防府の松崎浦に上陸したことを縁として創建されたと伝わる。道真の薨去(903年)後まもなく、その霊を慰めるために地元の人々が祀ったとされ、日本最初の天満宮として知られる。平安・鎌倉時代には朝廷や武家からの崇敬を受け、社勢が整えられた。中世には大内氏ら周防国の有力勢力の庇護を受けて栄え、社殿の造営・修繕が繰り返されたと伝わる。近世に入ると毛利氏の支配下に置かれ、藩主の崇敬を受けながら地域信仰の中心として発展した。明治時代には近代社格制度のもと県社に列せられた。現在の社殿は近世以降の造営・改修を経たものであり、境内には楼門・本殿・梅園など歴史…