東京都町田市原町田に所在する日蓮宗の寺院。山号は法要山。天正5年(1577年)、日明を開山、矢部淡路(法善院日証)を開基として草庵が結ばれたのが起源とされ、寛永14年(1637年)に浄運院日徳(武藤佐次右衛門)とその母・法用院日運が草庵を寺院として整備し「浄運寺」と称したと伝わる。戦国末期から江戸初期にかけての町田宿の発展とともに歩んだ寺院で、原町田七福神では「毘沙門天」(福寿増長・勝負の神)を祀る。毘沙門天は北方を守護する四天王の一尊で、武将の守護神としても信仰が厚い仏である。明治時代に本堂が焼失したが、昭和3年(1928年)に再建され、現在に至る。町田駅北口から徒歩圏内、繁華街の中に位置しながら落ち着いた境内を保ち、地域住民の葬祭・墓参りの場として日常的に利用されている。