天慶3年(940年)、鎮守府将軍・藤原秀郷が平将門の乱平定の戦勝祈願を行ったのを起源とする新橋の古社。秀郷が武蔵国桜田村の森で白狐から白羽の矢を授かる霊夢を得て将門を討ち、その感謝として烏の多く集う当地の森に神を祀ったと伝わる。社名の「烏森」はこの森の伝承に由来する。祭神は倉稲魂命・天鈿女命・瓊瓊杵尊の三柱。江戸時代には日本橋とともに江戸の二大稲荷と称され、新橋芸者の鎮守・商売繁盛の神として庶民の篤い信仰を集めた。現代では「新橋サラリーマンの聖地」と呼ばれ、仕事運・出世運を願う参拝者が早朝から絶えない。色とりどりの絵具で描かれる「カラフル御朱印」は全国的な話題となり、土日には御朱印目当ての長蛇の列が鳥居の外まで伸びる。5月4日〜6日の例大祭では本社神輿が新橋の街を巡幸し、飲み屋街が祭り一色に染まる。JR新橋駅烏森口から徒歩2分、SL広場の裏手、飲み屋街のど真ん中にひっそりと鎮座する異色の都…