816年(弘仁7年)、弘法大師空海が嵯峨天皇の勅許を得て高野山を開創し、真言密教の根本道場として壇上伽藍の造営を開始した。空海は816年に高野山に入山したと伝わり、まず金堂・御影堂・根本大塔の建立に着手したとされる。根本大塔は空海の示寂(835年)後も工事が続き、887年(仁和3年)頃に真然大徳によって完成したと伝わる。中世には火災や兵火による焼失と再建が繰り返された。近世には豊臣秀吉や徳川幕府の庇護を受け、伽藍の整備が進んだ。江戸時代には多くの堂宇が再建・修復された。近代以降、根本大塔は1843年(天保14年)に落雷により焼失し、1937年(昭和12年)に現在の鉄筋コンクリート造で再建された…