慶長年間(1596-1615年)に浅草日輪寺で開創された高野山真言宗の東京拠点で、明暦元年(1655年)に芝二本榎(現在の高輪3丁目)の現在地が幕府より下賜され、延宝元年(1673年)に「**高野山江戸在番所高野寺**」として完成した。本尊は高野山青巌寺より奉持した聖観世音菩薩で、江戸時代には幕府の達を宗内に伝達する「触れ頭」として高野山真言宗の江戸統括の役寺を担った。元禄15年(1702年)の火災で焼失し翌年復興、明治4年(1871年)に寺号を「長寿寺」と改称したが、昭和2年(1927年)に現在の「高野山東京別院」へと再び改称され、昭和63年(1988年)には現在の本堂が建立された。**御府内八十八箇所霊場第1番札所**および**江戸三十三観音霊場第29番札所**として首都圏の弘法大師信仰・観音信仰の拠点となり、泉岳寺駅から徒歩圏という都心立地にあって、空海(弘法大師)を仰ぐ全国の真言宗…