明治5年(1872年)9月12日、新橋-横浜間に日本初の鉄道が開業した際の起点駅跡。リチャード・ブリジェンスの設計による木造石張り2階建ての洋風駅舎は、文明開化の象徴として人々を驚嘆させた。大正3年(1914年)東京駅開業に伴い旅客機能は烏森駅(現新橋駅)に移管され、当駅は貨物専用の「汐留駅」に改称。昭和61年(1986年)に廃止。平成の汐留再開発に伴う発掘調査でプラットホームや0哩(ゼロマイル)標識の基礎が出土し、国の史跡に指定された。現在は開業当時の外観を忠実に再現した復元駅舎内に「鉄道歴史展示室」が設けられ、日本の鉄道150年の歩みを無料で学ぶことができる。