延暦12年(793年)、藤原俊嗣が宗像大神を平安京に勧請したのが起源とされる。平安京造営直後、東西の市(東市・西市)の守護神として置かれ、初め「笠縫社」や「賀茂大路大社」とも称したと記録に見える。
延長5年(927年)にまとめられた『延喜式』神名帳では山城国の式内社・名神大社として記載されており、平安時代を通じて国家的な崇拝を受けた。名神大社は臨時の国家的祭祀にも奉幣が行われる重要な社であり、当社はその格付けを得ていた。
祭神の宗像三女神(多岐理毘売命・多岐都比売命・市杵島比売命)は福岡県の宗像大社に祀られる海の神・交通の守護神であり、道と交通の安全、縁結びのご利益で知られる。現在は京都御…