旧中里村の鎮守として稲荷谷戸に鎮座した稲荷神社に起源を持つ。創建年代は不詳だが、文化14年(1817年)に現在の本殿が建立され、江戸後期の社殿建築として境内に現存している。明治6年(1873年)に村社に列格。明治41年(1908年)の神社整理政策のもとで近隣の神明社を合祀し、翌明治42年(1909年)に「中里神社」と改称した。大正11年(1922年)、横須賀の俳人・松涛庵梅月の門弟たちが66句を刻んだ俳額を奉納。地域の文化的遺産として長く親しまれてきたが、風雨による劣化が進んだことから、昭和62年(1987年)に地元有志「三浦郡豊島町をもっとよく知る会」が内容を調査・記録し、説明板を設置して後…