元禄4年(1691年)、現在の米が浜通付近(米が浜)に創建された天照大御神(大日孁貴命)を祀る神明社。江戸時代は米が浜の産土神として地域住民の崇敬を集めてきた。幕末から明治にかけて横須賀一帯では製鉄所・造船所・鎮守府の整備が相次ぎ、土地の区画が大きく変わった。明治16年(1883年)、神社は米が浜から離れ深田台の現在地に遷座した。明治44年(1911年)に奉納された狛犬の台座には英語の筆記体文字が刻まれており、当時の横須賀に居留・滞在していた外国人の関与が指摘される珍しい遺物として知られる。幕末以降、鎮守府の街として急速に国際化した横須賀ならではの文物として、境内に今も残る。