康暦2年(1380年)、三浦氏の武将・三浦貞宗によって横須賀城の入口付近に創建されたと伝わる。信濃国の諏訪大社より建御名方命・事代主命の御分霊を勧請し、軍神および農業神として武家の崇敬を集めた。横須賀の総鎮守として地域信仰の中心となり、中世を通じて三浦氏をはじめとする武家の保護を受けたとされる。江戸時代に入ると、幕府が浦賀奉行所を設置して相模湾岸の海防を強化する中、当社も奉行所の保護を受け、地域の精神的支柱としての役割を担った。嘉永6年(1853年)のペリー艦隊浦賀来航に際しても、当地の人々の信仰の拠り所であり続けたとされる。明治以降、横須賀は海軍の要衝として急速に近代化が進んだが、当社は引き…