寛文年間(1661〜1673年)に日得上人が開山した日蓮宗の寺院で、青梅街道沿いの西新宿に位置する。「新宿鬼子母神」として古くから安産・子育ての信仰を集め、江戸時代には「成子鬼子母神」として出開帳も行われるほどの人気を博した。本尊の鬼子母神像は左手に子を抱き右手に宝珠を持つ木造立像で、江戸時代から「成子の鬼子母神」と親しまれてきた。隣接する常圓寺の塔頭寺院で、常圓寺の枝垂れ桜が「江戸三大桜」に数えられたのと同じく、青梅街道沿いの寺町の歴史を今に伝える。高層ビルが林立する西新宿の中にあって、母子の幸せを願う静かな祈りの場として地域に親しまれている。