相国寺(しょうこくじ)は永徳2年(1382年)に室町幕府3代将軍・足利義満が創建した臨済宗の禅寺で、正式名称は「萬年山相國承天禅寺(まんねんさんしょうこくじょうてんぜんじ)」。義満は応永元年(1394年)に将軍職を子・義持に譲り、出家して「道義」を称したが、実権は保持し続けた。相国寺の開山(かいさん・初代住職)は夢窓疎石(むそうそせき・1275〜1351年)の法孫・春屋妙葩(しゅんおくみょうは・1311〜1388年)で、義満・春屋ともに五山文学・水墨画・禅文化の最盛期を担った。
相国寺は足利将軍家の祈願所・菩提所として機能し、義満・義持・義量・義教・義勝・義政・義尚の将軍霊廟が境内に設けられ…