桜之宮公園は、大阪市都島区から北区にかけて大川(旧淀川)の両岸約4.2kmにわたって整備された河川敷の公園である。この地に桜が植えられるようになった起源は定かではないが、江戸時代にはすでに大川沿いが花見の名所として親しまれていたとされる。近代以降、1871年(明治4年)に造幣局が現在地に設置されたことで、この一帯の整備が本格化した。造幣局構内に植えられた桜は「通り抜け」として一般に公開されるようになり、春の大阪を代表する風物詩として広く知られるに至った。大川沿いの桜並木は行政や民間の手によって整備・拡充が重ねられ、現在では約4700本のソメイヨシノが川沿いを彩る。1990年代には財団法人日本花…