永正元年(1504年)、浄土宗の寺院として創建されたと伝わる。開山・開基の詳細は明らかではないが、室町時代後期にこの地に法灯が開かれ、以降は地域の菩提寺として信仰を集めてきたとされる。江戸時代を通じて地域住民の寺院として歩みを続け、近世における記録は詳らかではないが、浄土宗寺院としての法脈は現代まで受け継がれている。近代においては、幕末の志士・坂本龍馬の妻であるお龍(楢崎龍)との深い縁で知られるようになった。慶応3年(1867年)に龍馬が暗殺された後、お龍は各地を転々とし、晩年を横須賀で過ごした。明治39年(1906年)、66歳で没したお龍は当寺に葬られ、その墓所は龍馬ファンや幕末史愛好家の巡…