延長元年(923年)、醍醐天皇の勅命を受けた天台座主・尊意僧正が、菅原道真の怨霊による水害・火災を鎮めるために創建したと伝わる。日本最初の天満宮と称され、北野天満宮(947年創建)よりも古い歴史を持つとされる。社名「水火」は、道真の霊が引き起こしたとされる水難と火難の両方を鎮めたことに由来する。中世には西陣一帯を拠点とする織物商人たちの篤い信仰を集め、地域の鎮守として崇敬された。近世には堀川通沿いの現在地に社殿が整えられたと伝わり、水難・火難除けの社として広く知られるようになった。近代以降も地域住民や防災祈願の参拝者に親しまれ、天神信仰史における初源的な聖地として現在に至る。境内の枝垂れ桜は後…