元和元年(1615年)、信如院日理上人が浅草に創建し、寛文7年(1667年)に現在の業平に移転した法華宗(本門流)の寺院。押上駅から徒歩3分の至近に位置し、東京スカイツリーを間近に望む。江戸時代の歌舞伎狂言作者・鶴屋南北(四代目)の墓があることで知られ、「東海道四谷怪談」の作者として名高い南北は文政12年(1829年)にこの地で没した。池波正太郎「鬼平犯科帳」にも「本所桜屋敷」として登場する舞台のモデルとされる。現在の本堂は現代建築のビル型だが、堂内には歴史を感じさせる本尊と南北ゆかりの文物が残る。業平橋の地名は在原業平に由来し、界隈は古くから歌枕の地として知られた。