高松城は天正18年(1590年)、讃岐国を拝領した生駒親正によって瀬戸内海に面した地に築かれた。海水を直接引き込んだ堀を持つ海城であり、日本三大水城のひとつに数えられる。慶長7年(1602年)に生駒親正が隠居すると子の一正が城主を継ぎ、生駒氏は四代にわたって城を拠点とした。寛永17年(1640年)、生駒騒動により生駒高俊が出羽国へ転封となり、翌年より水戸徳川家から分かれた松平頼重が入城した。以後、松平氏(高松松平家)が明治維新まで城主を務め、城下町の整備が進められた。明治維新後の廃城令(1873年)に伴い、城郭の多くが取り壊されたが、月見櫓・水手御門・渡り櫓などは現存し、国の重要文化財に指定さ…