館林市に位置する曹洞宗の名刹で、分福茶釜(ぶんぶくちゃがま)の伝説で全国的に有名。
参道には21体のたぬき像が並び、愛嬌あるさまざまなポーズのたぬきが参拝者を出迎える。
本堂には伝説の茶釜が寺宝として保管され、特別公開の際に拝観できる。
応永33年(1426年)に大林正通禅師により開山された歴史ある禅寺。
境内は約2万坪の広さを誇り、茂林寺沼の低地湿原は県の天然記念物に指定。
本堂・総門・山門は県の重要文化財に指定され、禅宗建築の粋を伝える。
春には桜、夏には睡蓮、秋には紅葉と四季折々の自然美が楽しめる。
毎年11月の茶釜まつりには多くの観光客が訪れ、たぬきにちなんだイベントが催される。
近年はたぬきの御朱印帳やお守りがSNSで話題となり、若い参拝者も増加中。
館林の文化と伝説を今に伝える、群馬を代表する観光寺院である。
応永33年(1426年)、大林正通禅師が曹洞宗の道場としてこの地に開山した。
開山に際して守鶴という僧が茶堂の当番を務め、汲めども尽きぬ茶を出したという伝説が残る。
守鶴の正体がたぬきであったことが後に発覚し、これが分福茶釜の物語の原型となった。
室町時代後期には関東の曹洞宗の中心的道場として多くの修行僧を輩出した。
戦国時代には館林城主の長尾氏・北条氏の庇護を受け、寺領が安堵された。
江戸時代には館林藩主・徳川綱吉(後の五代将軍)の崇敬を受けた。
綱吉は館林藩主時代に茂林寺に参詣し、寺領を寄進したと記録されている。
元禄年間には分福茶釜の伝説が江戸で広まり、寺の名声が全国に広がった。
明治以…