千代田区三番町に位置する千代田区最大の都市公園(面積7,119㎡)で、日露戦争・日本海海戦の連合艦隊司令長官として東郷平八郎元帥(1848-1934年、薩摩藩出身、後に元帥海軍大将・東宮御学問所総裁)が約53年間暮らした邸宅跡を整備したもの。昭和4年(1929年)7月、関東大震災後の帝都復興事業の一環として旧六番町公園(上六公園)として開園し、東郷邸の北側に隣接していた。東郷元帥が昭和9年(1934年)に88歳で逝去した後、邸宅は史跡として保存され、昭和12年(1937年)と昭和17年(1942年)に東郷会から土地が寄贈されて公園が拡張された。昭和13年(1938年)に旧六番町公園と東郷邸跡が統合されて現在の公園が完成。昭和20年(1945年)の空襲で邸宅本体は焼失したが、邸宅前にあった獅子像、力石、土蔵などが残された(土蔵は後に渋谷区の東郷神社に移設)。現在は滑り台や健身器具を備えた区民…
東郷元帥記念公園の地は、明治14〜15年(1881〜1882年)頃から東郷平八郎が邸宅を構えた場所であり、東郷家の私邸として約53年間にわたり所有されていた。東郷平八郎(1848〜1934年)は薩摩藩出身の海軍軍人で、明治37年〜38年(1904〜1905年)の日露戦争では連合艦隊司令長官を務め、日本海海戦においてバルチック艦隊を撃破し「東洋のネルソン」と国際的に称された。戦後は元帥海軍大将に昇進し、大正3年(1914年)からは東宮御学問所総裁として皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)の教育を担当した。昭和9年(1934年)5月30日、東郷は88歳でこの邸宅で逝去した。公園としての起源は昭和4年(1…