創建年代は詳らかではないが、三宅村阿古に鎮座する三宅島の代表的な神社であり、古くから島全体の鎮守として崇敬されてきた。「富賀(とみが)」という社名は「富」と「賀」が組み合わさり、豊かな恵みと喜び・お祝いを意味し、島民の豊漁・豊作・子孫繁栄への願いを体現した社名である。三宅島は活火山の脅威にさらされながらも、豊かな漁場と農地に恵まれた島であり、富賀神社はその自然の恵みへの感謝と更なる繁栄を祈る場として機能してきた。島の中心的な神社として様々な祭礼を執り行い、現在も三宅島を代表する神社として神社本庁のもとで島民の信仰生活を支えている。