埼玉県春日部市神間(旧北葛飾郡庄和町富多村)に鎮座する神社。大正4年(1915年)、旧富多村内に点在していた12社を統合・合祀して創建された。社名は旧村名「富多(とみた)」に由来する。現在の社殿は旧国栗村(くりむら)の石上神社から移築されたもので、その棟札に徳治元年(1306年)の記録があり、鎌倉時代に遡る歴史的建造物を引き継いでいる。御祭神は稲荷大明神・石郭土老翁(イシゴリドメ)・応神天皇・素盞嗚命ほか計7柱。毎年10月15日に例大祭が斎行され、地域の人々が集う年中行事として親しまれている。昭和68年(1993年)には社殿の再塗装と遷座祭が行われた。