天正年間(1573-1592年)に創建された真言宗豊山派の寺院で、江戸五色不動の一つ「目白不動」として知られる。目白の地名はこの不動尊に由来しており、地名の起源を伝える貴重な存在。本尊の聖観世音菩薩のほか、不動堂に安置される目白不動明王像が信仰の中心で、多くの参拝者が訪れる。御府内八十八ヶ所霊場の第38番札所として弘法大師信仰の巡礼路にも組み込まれており、真言密教の修行の場としても重要。学習院大学にも近い閑静な住宅街に位置し、目白の歴史と文化を知る上で欠かせない寺院。境内には歴史を感じさせる石仏や石碑が点在し、都会の喧噪を忘れさせる静謐な空間が広がる。JR目白駅から徒歩5分。