阪急梅田駅からすぐの茶屋町に鎮座する、綱敷天神社御本社の御旅社。昌泰4年(901年)、大宰府左遷の途にあった菅原道真がこの地で満開の紅梅に船の艫綱を敷いて座を設え、歌を詠んだと伝わる故事の地。後にその紅梅の下に「梅塚天満宮」が創建され、平安中期には御本社の神野太神宮と合祀されて綱敷天神社の御旅社となった。明治4年(1871年)の上知令で一旦境内を没収されたが、茶屋町住民の寄進により現在地に再興された。一般の御旅所と異なり独立した社殿を有するため「御旅社」と呼称される。「茶屋町」の地名はかつて綱敷天神社が接待用の茶屋を置いたことに由来し、現在も大阪屈指のトレンド発信地の中で千年前の道真の故事を伝える貴重な社。阪急梅田駅茶屋町口より徒歩3分。