神奈川県横浜市戸塚区戸塚町4102-1、現在の戸塚郵便局の敷地一帯にあたる、東海道戸塚宿の二つの本陣の一つ「内田本陣」の跡地。戸塚宿は東海道五十三次の5番目の宿場で、慶長9年(1604年)頃に正式宿場化された。江戸日本橋から約42km(10里半)、箱根山を控えた東海道の重要な中継点として、本陣2軒(内田本陣・澤邉本陣)・脇本陣3軒・旅籠75軒が並ぶ繁栄ぶりを見せ、宿場の規模は東海道中でも小田原宿に次ぐ大きさを誇った。内田本陣は屋敷延畳数152畳の堂々たる構えで、参勤交代の大名・公家・幕府役人・勅使など身分の高い要人が宿泊する施設として機能した。大名行列の宿泊時には外周の馬繋ぎ石・玄関先の式台・主君の「上段の間」など格式高い造りが往時を偲ばせたとされる。明治維新後の宿駅制度廃止で本陣は解体され、跡地は郵便局となった。現在も石碑・案内板が設置され、戸塚宿の歴史を今に伝える。JR戸塚駅から徒歩4…