香川県は瀬戸大橋・本州四国連絡橋でつながり、JR新幹線で岡山経由・特急で1時間半。高松空港・松山空港から香川各地へバス・電車。崇徳院の白峯陵は坂出市、法然の生福寺はまんのう町で、車での移動が現実的。
宮内庁管轄の御陵で立ち入り禁止ですが、参拝門で礼拝できます。隣接の白峯寺(四国88所第81番札所)と合わせて訪れるのが定番。崇徳院最期の地・最大級の怨霊伝承地として、現代でも巡礼者・歴史愛好家が訪れます。
香川県まんのう町にある法然配流地の伝承を持つ寺。境内に法然ゆかりの史跡・像が現存。塩飽本島や周辺の塩飽諸島は法然が讃岐到達前に滞在した諸島で、念仏文化が今も継承される地。
50年違いの両者には直接の関係はありませんが、同じ讃岐が両極端な「怨霊化した元天皇」と「念仏布教の老僧」を受け入れた点に文化史的興味があります。讃岐の宗教文化の重層性を象徴する歴史です。
江戸後期(1776年)の上田秋成の怪奇短編集に収められた一編で、西行が白峯陵に詣でて崇徳の怨霊と対話するという物語。中世以来の崇徳怨霊伝承を文学に結晶させた傑作で、明治期の白峯神宮造営にも影響を与えました。