はい、同一の神として扱われています。「白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)」は白山の神としての別名であり、白山比咩神社をはじめとする全国の白山神社において、菊理媛神を指す称号として用いられています。神仏習合の時代には十一面観音の本地仏と同一視されていました。
石川県白山市鶴来に鎮座する白山比咩神社は、北陸鉄道石川線「鶴来駅」から徒歩約20分、またはタクシーで約5分です。金沢駅からは路線バスやタクシーの利用が便利です。夏の登拝シーズン(7月〜8月)は早朝から多くの参拝者が訪れるため、朝の涼しい時間帯に訪れることをお勧めします。
白山の山頂にある奥宮への登拝は初心者でも可能ですか?
白山奥宮(御前峰、標高2,702m)への登拝は、登山装備が必要な本格的な山行です。一般的なルートでは、登山口から奥宮まで約6〜8時間の行程になります。体力・装備に不安がある方は、まず麓の白山比咩神社への参拝から白山信仰に触れることをお勧めします。室堂(標高約2,450m)には白山奥宮遥拝所もあり、宿泊施設が整っています。
菊理媛神の縁結びの御利益はなぜ特別とされているのですか?
菊理媛神の縁結びの御利益が特別とされるのは、その神話的な背景にあります。死者の国(黄泉)と生者の国(現世)という、本来は絶対に交わらないはずの二つの世界の境界に立ち、断絶した縁の間に働きかけた女神という神話が、「どれほど離れた縁でも結び直す力」として信仰されてきました。単なる恋愛成就にとどまらず、家族の和解・商売の縁・仕事の縁など、広義の「結びなおし」を求める人々の祈りを集めています。